イギリス北部に住む、ある家族のお話。
11歳の男の子が、ボクシングではなく
バレエに興味を持ち、バレエダンサーを
目指すお話です。
お父さんと長男は、炭鉱閉鎖反対のストのため
厳しい生活を送りますが、
お父さんは次男の才能に気づき、
自分のプライドや人生を捨ててでも、
彼のためにベストを尽くすと決断します。
昔見た時は、この男の子のバレエに対する
想いに一番共感した気がします。
今回久しぶりに観たのですが、
お父さんの息子に対する想いにとっても
共感し、感動しました。
私にはまだ子どもはいませんが、
スクールに来ている子どもたちのことを
考えました。
子どもたちの興味、そして才能は
いつ、どんなタイミングで開花するか
分かりません。
子どもの中で芽生えた気持ちに、
大人がすぐ気づくとは限りません。
「一時の興味で、この子には必要ない。」
と思うこともあるかもしれません。
興味のあるものを引き延ばせるかどうかは、
子どもの気持ちだけではなく、大人の決断
(経済的、時間的な問題も含め)に
かかっていることがほとんどです。
その中で、私たちがどれだけ
子どもたちの可能性を伸ばしてあげられるか。
そして、子どもたちにとってベストな決断を
してあげられるかどうか。
それは、本当に将来になって結果を
見ないとわかりませんよね。
だからこそ足踏みするし、
だからこそワクワクする。
でも、そんな子育ての一部分を、
一緒になってやっていけたらと願うばかりです
リトルダンサー、すごくいい映画です。
あと個人的には、イギリス北部訛りの英語が
たまりません(笑)。
ぜひ観てみてください*
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